今昔 東都名勝巡
神楽坂を舞台に「張交絵」という浮世絵様式を用いることで様々な情景を落とし込み、今昔の時空を超越した物語を描きおろした。


石川 真澄
六代目歌川豊国に師事後独立。
新たな浮世絵表現でSTAR WARS、DAVID BOWIE、KISS、葛飾北斎、New Era等コラボ作品多数。
TOKYO COMPLEX -神楽坂-
古民家・東京の上空写真・機械の部品で構成されています。交じることのないイメージも組み次第で美しさを内包します。


平野 千明
紙とカッターナイフで多種多様なものを生み出す。
白黒の紙を重ねるという技法を独自で編み出すことにより、切り絵の新しい表現方法を確立させる。
Hide and Seek
「Hide and Seek」は「かくれんぼ横丁」の料亭という場所から着想を得て、着物の柄、神楽坂の芸者文化の新聞記事を題材としている。


Alex Dodge
1977年アメリカ合衆国生まれ、現在ニューヨーク在住。
ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館などに作品が収蔵されている。
B.L.C.D
奥深い黒は静岡茶葉から抽出した天然染料。縁起物の達磨に目を入れるようにフェイス部分には真鍮を入れ、経年変化による独特の表情の移り変わりが楽しめる。最後に花を生ければアートベースの完成。


SEESEE
伝統工芸「静岡挽物」を継承する、HOMEWAREブランド、SEESEE。ハンドメイドならではの、素材感や個体差を『個性』とし、伝統技術と革新的デザインを融合させ、暮らしに豊かさを与える。
Smoking Frog
日本ではカエルは幸運を招くシンボルとされている。無事帰る、お金が返る、災いを変える、若返る、言葉の中に「カエル」という言葉が入り、語呂合わせ理由だそう。また蛙は芸達者のシンボルとも言われており、芸者の稽古場であったこの場所のストーリーを加味しながら、Have a good trip(無事帰る)というメッセージを込めて。

Mt.Fuji
「その昔、神楽坂から富士山が見えた」というエピソードから、エントランスの円障子を月に見立てたストーリー、そんな風景を欄間にはめ込みんだ。
ガラスセレクトは和をイメージしつつも、アメリカ、フランス、イギリスといった多国籍な生産地のガラスで構成し、St. Heavogon Studio特有の異素材(真鍮/月部分)を織り交ぜて制作したステンドグラス。


Heavogon Studio
モダン ステンドグラスを提唱する、谷和レオ主催のアートスタジオ。
三味線/壺
芸者の稽古場と舞台があった名残、建物の改修工事前まで置いてあったという三味線をモチーフとし、焼成中に縮れて景色になる伊羅保釉薬をかけ、存在感のある作品として仕上げた。

虎猫/壺
三味線と組み作品になる。猫の町としても知られている神楽坂、三味線の皮が猫皮である事、また近隣の毘沙門天には狛犬ならぬ狛虎がおり、それにちなんで虎猫としている。

舞扇/掛花入
芸者の象徴として、三味線と同様に舞扇子をモチーフとし、遊びの意味を内包した「しんにょう」を扇面に描いた作品。


枡本 桂子
制作テーマは、「器であって器でないもの」。
「美術、工芸」「器、装飾」といった枠組みを壊すようなダイナミックな形を目指し制作している。
Karma Camellia
神楽坂の裏道に迷い込み、木戸を潜った先は別世界。日常とは少し違った気分で、話に花が咲くことを願って。


GELCHOP
2000年に結成。モリカワ リョウタ、オザワ テツヤ、タカハシ リョウヘイ、3人の工作好きによって活動を続ける3D造形グループ。
Ryakubon2.0
茶道の「略盆手前」を「トム・サックスの茶の湯」として体現した作品。展示の棚も全て彼自身によってデザインされている。


Tom Sacks
1966年ニューヨーク生まれ。モダニズムやデザインのアイコンから着想を得た作品で知られ、世界の数多くの美術館に永久収蔵されている。
机・椅子
LA を拠点に活躍するステファン・ケン氏は、家具、レザー小物、アートなどを手掛けるマルチデザイナー。
機能を最優先した簡素な形を追求しながら、経年変化を楽しめる素材を使うことをデザインポリシーに掲げている。






Potence
壁付けの照明「Potence」は、プルーヴェによる傑作のひとつ。
電球とスイング式のアームだけという彼の哲学を感じさせる簡潔なデザイン。
ビーチ材のハンドルがついたアームは、粉体塗装仕上げのスチールチューブ製。

LAMPADAIRE 3 LUMIÈRES
1952 年、建築家・デザイナーのジャック・アドネの勧めで「Compagnie des arts français」のために作られたランプ。V 字型に分かれた前脚が湾曲し、先に向かって細くなるスタンドは、まさに昆虫の関節のよう。

NELSON CIGAR LOTUS FLOOR M
フロアに置けるジョージ・ネルソンの傑作デザイン。
葉巻状のシェードと安定感のあるスチール製のベースで構成され、あらゆる室内空間で彫刻のような存在感を放つ。

CESTITA BATERIA
1962 年に発表された「CESTA」 は合理的な機能性と職人の技術がバランスよく融合されている。デザイナーのミゲル・ミラ がスペイン語で「バスケット」と名付けたように、充電式LED モジュールを内蔵し、持ち運びのしやすさが大きな特徴。

LAMPE GRAS NO.304 L40
1921 年、仏のデザイナー、ベルナール・アルビン・グラスは、アトリエやオフィス向けに、堅牢かつシンプルなランプを設計。
彼の名をとって「Gras Lamp」と呼ばれたこの一連の照明器具は、基本構造にネジや溶接を一切使用しない独自の構造を備えている。

Bullet flat shade
奈良県を拠点とし照明デザインを手がけるNEW LIGHT POTTERY によるペンダントランプ「Bullet」シリーズの「flat shade」。 ずっしりとしたソケット部はそのままに熟練した職人の手により2.3mm の薄さで均等に削り出されたシャープなシェードは、どの角度から見ても見ても美しい仕上がりに。

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